1 40人に申し込んでも、お見合いが決まらない

結婚相談所で婚活を始めると、まずプロフィールを見ながら、

「この人と話してみたい」

と思う方へお見合いを申し込みます。

最初は期待もあります。

「何人か申し込めば、一人くらい会えるだろう」

ところが――。

10人申し込んでも決まらない。

20人申し込んでも決まらない。

30人……。

そして40人。

ここまでお見合いが成立しない状態が続けば、どんな人でも落ち込むと思います。

「自分のプロフィールの何が悪いんだろう」

「写真がダメなのかな」

「年齢かな」

「年収かな」

「そもそも自分には結婚なんて無理なのかな」

そんなことまで考えてしまうかもしれません。

婚活で本当につらいのは、「断られる」という結果だけではありません。

その結果を、自分自身の価値と結びつけてしまうことです。

今日は、今まさにそんな気持ちになっている方へ、パパ森からどうしても伝えたいことがあります。



2 お見合いが成立しない=「あなたに魅力がない」ではありません

まず、これだけは覚えておいてください。

お見合いが成立しないことと、あなたに人としての魅力がないことは、まったく別の話です。

なぜなら、お見合いを申し込まれた相手は、まだあなたに会っていないからです。

あなたがどんな声で話すのか。

どんなふうに笑うのか。

困っている人にどう接するのか。

仕事にどんな思いで向き合っているのか。

家族をどんなふうに大切にするのか。

好きなことについて話すとき、どんな表情をするのか。

そんなことを、相手はまだ知りません。

相手が見ているのは、基本的にはプロフィールに掲載された限られた情報です。

つまり、お見合いが成立しなかったとしても、

「あなたという人間を知ったうえで否定された」わけではないのです。

ここを混同しないでください。



3 婚活には「条件で判断される」という厳しい現実もある

とはいえ、

「気にしなくて大丈夫!」

だけで終わらせるつもりもありません。

婚活には、現実があります。

結婚相談所のプロフィールには、年齢、居住地、職業、年収、学歴、婚姻歴、家族構成など、結婚相手を考えるうえでのさまざまな情報が掲載されます。

そして相手にも希望条件があります。

「○歳くらいまでの人がいい」

「自分の住んでいる地域に近い人がいい」

「このくらいの年収があってほしい」

「子どもについて同じ考えの人がいい」

そうした条件によって、お見合いまで進まないことがあります。

また、とても魅力的なプロフィールの方には、多くのお見合い申し込みが集中することもあります。

つまり、

「お断り=あなたがダメ」なのではなく、「条件やタイミングが合わなかった」というケースもたくさんあるのです。

婚活では、この「条件による入口」がある。

これは、きれいごとではなく知っておいた方がいい現実だと思います。



4 だからこそ、「変えられないもの」と「変えられるもの」を分けよう

お見合いがなかなか成立しないとき、

「もっと若かったら……」

「もっと年収が高かったら……」

「もっと背が高かったら……」

など、自分では簡単に変えられないことばかり考えてしまうことがあります。

でも、それでは苦しくなる一方です。

婚活では、

「今すぐ変えられないもの」と「これから変えられるもの」を分けて考えること

がとても大切です。

年齢を若くすることはできません。

身長も簡単には変えられません。

職業や年収も、明日突然大きく変わるものではありません。

でも、

プロフィール写真は変えられます。

自己PR文は見直せます。

服装や清潔感は改善できます。

お相手への希望条件も見直せます。

申し込みをする相手の幅を広げることもできます。

申し込み人数を増やすこともできます。

そして、実際にお見合いまで進めたら、会話や相手への接し方を磨いていくこともできます。

変えられないものを責めるより、変えられるものを一つずつ変えていく。

それが婚活を前に進める力になります。



5 「理想を下げる」のではなく、「可能性を広げる」

お見合いが成立しないと、

「もっと妥協しないとダメですか?」

と考える方もいます。

私は、「妥協」という言葉をあまり使いたくありません。

結婚相手は、これから長い人生を一緒に歩く人です。

大切にしたい価値観まで無理に捨てる必要はありません。

ただし、

「自分が作っていた条件によって、素敵な人との出会いまで閉ざしていないか」

は、一度考えてみてもいいと思います。

例えば、

年齢をあと数歳広げてみる。

居住地域を少し広げてみる。

年収だけではなく、仕事への姿勢や金銭感覚を見る。

写真だけで「タイプじゃない」と決めず、一度プロフィールを読んでみる。

これは「理想を下げる」のではありません。

出会える可能性を広げることです。

婚活では、この小さな視点の変化が、大きなご縁につながることがあります。



6 40人に申し込んだあなたは、「40回失敗した人」ではない

ここは、ぜひ伝えたいところです。

40人に申し込んでお見合いが成立しなかったとします。

そのとき、

「40回も失敗した」

と考えるでしょうか。

私は、そうは思いません。

40人に申し込んだということは、

40回、自分の未来のために行動した

ということです。

申し込みボタンを押すことだって、簡単ではありません。

「断られるかもしれない」

と思いながら、それでも申し込む。

そして結果が出なくても、また次の人を探す。

それを続けることは、決して当たり前ではありません。

婚活では、結果だけに目が向きがちです。

でも私は、結果が出るまでの行動も大切にしたいと思っています。

40人に申し込んだあなたは、

40回失敗した人ではなく、40回諦めずに行動した人です。

その事実まで、自分で否定しないでください。



7 婚活は「人気投票」ではありません

婚活を続けていると、

「もっとたくさんの人から申し込まれる人にならなければ」

「たくさんの異性から選ばれる人にならなければ」

と思ってしまうことがあります。

でも、婚活の目的は人気者になることではありません。

100人から申し込まれても、人生を共にしたいと思える人と出会えなければ、婚活は終わりません。

反対に、

100人から断られたとしても、

101人目に、

「あなたと一緒にいたい」

と思ってくれる人と出会えれば、景色は大きく変わります。

もちろん、101人目で必ず出会えるという意味ではありません。

婚活に「何人申し込めば必ず結婚できる」という保証はありません。

だからこそ、私は伝えたいのです。

婚活は多数決でも、人気投票でもない。

たくさんの人から選ばれることが目的ではありません。

あなたに合う人と、お互いに選び合うことが目的です。



8 あなたに必要なのは「100人からの○」ではなく、たった一人とのご縁

結婚する相手は、一人です。

だから、

40人全員から○をもらう必要はありません。

100人から好かれる必要もありません。

あなたが探しているのは、

あなたという人を知って、「この人と人生を歩いていきたい」と思ってくれる、たった一人です。

そしてあなた自身も、

「この人と人生を歩いていきたい」

と思える。

そんな一人と出会えればいいのです。

今、お見合いが決まっていないのは、

あなたに価値がないからではなく、まだその人とのご縁につながっていないだけかもしれません。

婚活の途中にいると、それを忘れてしまいます。

だから、苦しくなったときほど思い出してください。

あなたは、全員に選ばれる必要なんてない。



9 ただ「頑張れ」と言うのが、婚活カウンセラーの仕事ではない

とはいえ、

「諦めなければ大丈夫!」

「もっと申し込みましょう!」

と精神論だけを言われても、つらいですよね。

パパ森結婚相談所が大切にしたいのは、そこではありません。

お見合いが成立しないのであれば、

なぜ成立しないのか。

写真なのか。

プロフィールなのか。

希望条件なのか。

申し込み先なのか。

活動量なのか。

あるいは、もう少し時間が必要なのか。

一緒に考える。

そして、変えられるところがあれば変えてみる。

それでもうまくいかなければ、また一緒に考える。

私は、それが婚活カウンセラーの役割だと思っています。

うまくいっているときだけ応援するのが伴走ではありません。

結果が出ないとき。

自信をなくしたとき。

「もう婚活をやめようかな」と思ったとき。

そんなときこそ、一人にしない。

それが、パパ森結婚相談所の考える「伴走」です。



10 それでも疲れたら、少し休んでもいい

そしてもう一つ。

どうしてもつらくなったら、無理をして走り続ける必要はありません。

婚活は人生の一部です。

仕事もあります。

家族もいます。

趣味もあります。

あなた自身の生活があります。

婚活だけで心がいっぱいになってしまったら、少しペースを落としてもいい。

休んだからといって、それまでの努力がなくなるわけではありません。

大切なのは、

婚活によって自分自身を嫌いにならないこと。

結婚するために始めた婚活で、自分の価値まで見失ってしまったら、とても悲しいことです。

自分の心も大切にしながら、一歩ずつ進んでいきましょう。



11 最後に――今、お見合いが決まらず苦しんでいるあなたへ

10人に申し込んでも決まらなかった。

20人でも決まらなかった。

そして、40人申し込んでも決まらなかった。

きっと、悔しいと思います。

寂しいと思います。

「自分の何がいけないんだろう」

と考えてしまう夜もあるかもしれません。

でも、今の結果だけで、

自分には魅力がない

自分は結婚できない

と決めないでください。

プロフィールの向こうにいる相手は、まだあなたのすべてを知りません。

あなたの優しさも。

真面目さも。

仕事に向き合ってきた姿も。

家族への想いも。

誰かを大切にしたいという気持ちも。

まだ知らないのです。

だから――

あなたは、40人に選ばれる必要なんてありません。

100人に好かれる必要もありません。

婚活のゴールは、大勢の人から「いいね」と言われることではないからです。

あなたという人を知って、「この人と人生を歩いていきたい」と思ってくれる、たった一人と出会えばいい。

そして、あなた自身もその人を大切にしたいと思えればいい。

まだ、その人に出会っていないだけかもしれません。

だから今の結果だけで、自分の価値を決めないでください。

もちろん、ただ待っていれば必ずご縁が訪れるとは言えません。

だから私たちは、考えます。

プロフィールを見直します。

申し込み方を見直します。

活動の方向を一緒に考えます。

そして、あなたがもう一度前を向けるようになるまで、そばで考え続けます。

うまくいっているときだけではなく、うまくいかないときこそ一緒に考える。

それが、パパ森の考える「人生伴走」です。

婚活は、誰かと比べる競争ではありません。

あなた自身の人生のパートナーを探す旅です。

焦らず。

でも、諦めず。

今日まで頑張ってきた自分を認めながら、また一歩ずつ進んでいきましょう。

あなたの人生の「分かれ道」に、冷静と温かさを。
 

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